HB21S オーリンズサスペンション
今まで使っていた車高調もHA22Sから使用をはじめそろそろ4年目ということで
5月に埼玉にあるコスミックガレージさんにお邪魔し
オーリンズサスペンションについて相談しに行ってきました。
コスミックガレージさんというとカプチーノで有名ですが
店主の方は過去にアルトワークスでダートラに参加していた方でもあります。
車高調以外にもさまざまな相談にのっていただきました。
それではオーリンズサスペンションについてです
実際に車両の測定を行ってもらいショックの長さなどを決めていきます
サーキットをメインで乗り心地もという贅沢な要望をしました。
今までのサスペンションはスポーツ走行時には良かったのですが
乗り心地という点ではギリギリ町乗りが・・・・
アウトという感じで正直乗り心地は最悪でした。
そこで最初はバネのレートを下げるつもりでいましたが
サーキットを走る上で現状のバネレートでは不足するということで乗り心地を向上といいつつ
バネレートはフロント6k→8k リア3k→5.5kと硬い方向に
乗り心地にちょっと不安がありましたが大丈夫乗り心地も問題ないよという心強い言葉を頂きそのセットでいくことに決めました。
問題としてはリアスプリングの調達でした
アルトワークス用のリアスプリングはどうしても純正準拠の形でないと使用できないため
そのスプリングを探すのが若干問題でした。
フロントはスイフト製のバネを使用しています。
その後測定データを製作ラボに送っていただき待つこと6週間
完成したオーリンズショックです
前後倒立式 アッパーシートはクスコのものを使用
リアは元々短く不足するオイル量を補うべく別タンクとなっています。
作りはさすがはオーリンズという感じで見た目にも美しく
すべてがしっかりしているというイメージでした。
前後ともに減衰調整は20段で調整幅はかなり広いようです
リアの減衰調整ダイヤルがわからずしばらく探してしまいましたが
ダストカバー下にリング状のものがついていました。
二輪車のリアなどと同じタイプですね。
こういうところは二輪のサスペンションメーカーという感じがしていいですね。
届いた当日早速装着しました。
ちらりと見えるリアの別タンクがかっこいいです。
車高は測定時に考えていた車高に調整し減衰も基準値のままで走行しました
基準値 前7段 後7段
若干の突き上げ感はあるもののバネレートが大幅に上がっているという感じはまったく無く
硬いという感じはありますがしなやかで気持ちのいい足に仕上がっていると感じました
町のりしながら減衰を乗り心地重視で弄ってみました。
一気に一番減衰を下げて
前1段 後1段
乗り心地はかなり良くなります
路面のギャップを越えるときも穏やかで
純正よりも乗り心地がいいんじゃないかと思うレベルですが
若干揺り返しがあります
若干閉めこんで
前3段 後2段
乗り心地はほぼ変わらず
ストロークスピードが若干下がりコーナーでの踏ん張りが利き
トラクションもなかなかのものがありますが
攻めていくとフロントが逃げていく傾向に
前5段 後5段
ワインディングなどを走るときや高速道路の走行に最適という感じで
軽自動車とは思えない安定感があります。
街中や道の荒れた場所では若干跳ねる感じはしますが
危ないという感じの跳ね方ではなく跳ねてる気もする位のイメージです。
まだ硬くする側には弄っていませんが
安定していて今までのサスペンションでは厳しかった速度で
簡単に曲がって言ってしまう恐ろしさがあります。
流してるつもりがすごい速度だったという感じです。
今のところどの減衰でもピタッと路面に追従するすばらしいサスペンションです
今後は車高も含め少しずつ調整しようと思います。
一通りセッティングが終わり次第また記事にする予定です。