HB21S 錆点検&リアスピーカー&ラケッジランプ

2017-02-10

3連休を利用して内装の点検を行いました
今回は主に錆びの発見を目的としていったん内装をはがして確認しました

まずリアシートの取り外しを行います
ラケッジスペースのマットを取り外します
マットを止めているファスナーをすべて外します
内装は剥がしのツールがあると便利だと思います
次に背もたれ部分のステーのボルトを4本外し背もたれ部分を取り外します
その後ステーの取り付けボルトを外し腰掛部分のボルト2本を外したら
えいやっ!
とシートを持ち上げる外れます

次にリアクウォーター部の内装を剥がしていきます
プラリベット(ファスナ)の中央を押し込むと外せるので周辺のプラリベットを全部外します
下側がボルトで止まっているので忘れずに取り外します
あとは引っ張るだけで外せます
割れたりしないか心配ですが少しずつ引っ張れば大丈夫です。

ここで早くも錆をを発見しました

左のリアクウォーター部分に若干ですが錆がありました
ですが比較的経度でしたのでグラインダーで表面を削り
錆止め剤で処理しておきました。

今回は点検のほかにもう一つ目的があり

リアスピーカーの取り付けです
普段はアルパインのフラットな特性を好んで使用していますが
今回は試しにケンウッドのスピーカーをチョイスしてみました
配線をしっかりと仕込みたかったため今回同時に行いました。
元々この型のアルトワークスはリアまでスピーカーの配線が来ているのですが
トノボード上に置くタイプスピーカー用でラケッジルーム右側からの取り出しになってしまいます
少し面倒ではありますが今回はフロント側からすべて引き直しました。
同時に12Vの常時電源をリアまで配線しておきます(後々別のものに使うため)

装着後の感想ですが
リアにもスピーカーが装着されたことで音の広がりが増え
10cmのスピーカーといえど数が増えれば案外良くなるものだと感じました
スピーカー単体としては
アルパインに比べケンウッドのスピーカーは高音域が強いような印象でした

これと同時に調子の悪かった運転席側カーテシスイッチの交換も行いました。
木曜日に閉店間際のディーラーで注文したのですが金曜日の昼ごろには部品が届いていました
毎度スズキの部品取り寄せの早さには驚かされます。

ひと段落ついたところでエナジードリンクで栄養補給です
(HKSDDRについてはそのうち記事にしたいと思います)

フロントシートを取り外します
運転席側はバケットシートなので4本のボルトを外すだけ
助手席側は5本のボルトを外します
サイドブレーキ後方のコンソール下のボルトを忘れないように

フロアシートをめくりつつ確認していたのですが
運転席の右足横の部分に錆により2cm四方の穴が開いていました・・・
(結構ショッキングだった影響で写真を撮り忘れました)
応急処置としてグラインダーで削り取り錆止めで処理を行いましたが
穴を塞ぐため今後当て板を作成し補修しようと思います。

そのほかには錆は無く問題なしでした
点検により大事になる前に発見できたのでよかったです。
どうもこの型のアルトワークスはフレームのつなぎ目部分から錆が発生しやすいようです。
下回りを点検することは多いですが意外と内側からの錆も発生している場合があるので
注意したほうがよさそうですね。(見ないでいたほうがいいこともありますが)

せっかく内装を外して作業がしやすい為
シフトリンクの修理も行いました。

CS22Sもみじ号と同じくプラスチック製の中空パイプを輪切りにして装着しました。
詳しくは→CS22S シフトリンクブッシュ自作

しかしこの中空パイプは本当にジャストサイズで指で軽く押し込むとぴったりと嵌ります。

この部分のブッシュは現在メーカーからの供給が無くケーブル丸ごとでしか交換できないため
この方法で修理することでかなりの額を浮かせることが出来ます。
サイズは内径8mm外径10mmです

一通り点検が終わったところで内装が無い社内に掃除機を掛けてリフレッシュしました。


何も無い状態の社内は以外と広いです
リア側をフルフラットにしたら車中泊出来そうです。

最後に
スピーカー装着時に配線した12V電源でラケッジランプを作ります
材料はもらいもののLEDテープランプとマグネットスイッチです
どちらもエーモン製です
説明書片手に配線し

出来ました
マグネットスイッチによりリアハッチの開閉に連動して点灯します
予想以上に明るくこれなら荷物を探すのも楽になりそうです。

今回行った整備
・内装錆点検
・リアスピーカー取り付け
・カーテシスイッチ交換
・シフトリンク修理
・ラケッジランプ取り付け

今回各部を点検し、予想よりも状態は良かったものの
18年を越え各部にだいぶガタが来ていることは確実です。
しばらくの間はチューニングよりもレストアを優先し長く乗れるようにしていきたいですね。