HB21S ヘッドオーバーホール
HB21S・K6Aヘッドオーバーホールです
間が空いてしまいましたが前回の続きから
バルブステムシールの取り外しです。
ステムシール用ペンチを買ってきたのですがビクともせず、
仕方なくヘキサゴンレンチを支点にマイナスドライバーでテコって外しました。
ポイントは最初は細いレンチを使いだんだんと太いのに変えていくことですね。
取り外したステムシールです。
ところどころゴムが硬化し、変形していました。
組み付け時に全数交換します。
外したタペット等のものは丁度よい小物入れがあったのでしっかり分けて保管します。
さてここから組み付けと、行きたい所ですが
せっかくなのでK6Aエンジンに手を加えておきます
少しみにくいのですが、K6Aエンジンのインテークポートにはかなり大きな段差が存在します。
リューターでゴリゴリと削っていきます。
出来る限り段差を取り去りました、少しでも吸入効率が上がればと期待します。
しかし、さすがは日本一?の量産型エンジンものすごい、段差ですね。
ついでにざらついている鋳造肌も軽く取り去ります。
形状は変えずに磨くだけにしておきました
下手に手を加えて悪くなってもいやですから。
今回排気ポート側は軽く磨くだけにしておきました。
吸気側は見てすぐ分かる問題点があるので手をつけやすいのですが、
排気側は大きな問題も無かったので鋳造肌だけ軽く落として完了です。
分解とちょっとした加工を行い組み込みを待つだけとなったエンジンですが、
実はまだもう一つ手を加えます。
次回はヘッド組み付けを予定しています。