HA11S シリンダーヘッド乗せ換えの経緯

2017-02-10

前回はシリンダーヘッド、インマニ、エキマニをオイルストーンで磨きました

今回はシリンダーブロック側ですね、インマニ側は綺麗だったので触りませんでした

オイルストーン先輩大活躍です、先輩ありがとう

手で触って凹凸が感じられないくらいまで磨きました
ウォータージャケットやオイルラインに少しゴミが入ったのは後々処理するとして
ヘッド乗せ換えの準備は整った!!
明日部品が届くのを待つのみ!!
楽しみすぎて寝付けない可能性

さて、なんでシリンダーヘッド乗せ換えなんてしてるの?
そう思う方もいらっしゃると思うので(ちゃんと説明してないし)

軽く

うちに来てからオイル漏れがひどくて駐車場ではオイルの受けをステンレスのバッドで受けていたくらいでした
それを直そう、と快く手伝ってくれた、機材を貸してくれた先輩のおかげでエンジンを下すことができました
そんな中オイル漏れの原因であろう、カムシール、クランクシールが「黒色」でした

これはこのとき知ったんですがシール類?が「黒色」の場合新車時から交換されてないみたいですね
その証拠に新品のシールは「茶色」でした

オイル漏れを直すついでにクラッチ、クラッチカバー、ベアリング、タイミングベルト交換、
ウォーターポンプ交換、テンショナー交換、ラジエーター交換、エアコンの配管交換など色々やりました
合計3日間でエンジンを下して作業を終え、エンジンを載せていざ、というときにミスが発覚しました

色々ミスはありました、ボルトを折ってしまったり、手順が悪かったり、クラッチの残量がまだ全然あったり
そんな中ボルトの締め忘れがありました、これはトルク管理なども含むです
その結果エンジンを載せて初めてエンジンをかけたとき「カラカラカラカラ」と音がしていました

タペットの音かな?平気かな?

夜も遅かったので「とりあえず」帰れるよう準備をしました
そして帰ろうとしたその時です、「カラカラカラ」と音をたてながらエンジンが止まってしまいました
その場でタイミングベルトカバーなどを外して状態を確かめましたが、

「鉄粉あり」

カムプーリーが欠けて鉄粉が発生、ベルトはコマ飛び、バルブタイミングは狂っていました

何故そんなことが起きてしまったのかは「締め忘れ」です

カムプーリーはおろか、テンショナー、クランクプーリーと締め忘れに閉め忘れを重ね、トルク管理も忘れてカバーをかけてしまったのです

結果、バルブクラッシュと判断
そんなことあるのかよ、馬鹿じゃねーの

ごめんなさい、言い訳になりますが夜も遅く、集中力も限界だったのです
初めてエンジンをかけた時の「カラカラカラカラ」でちゃんと確認するべきでした
そこで「確認しよう!」といえなかった自分が情けないというかミスをするなって話なんですが
結果的に先輩にシリンダーヘッド乗せ換えまで手伝っていただくことになってしまって迷惑が掛かっています


シリンダーヘッドを開けてみるとバルブはわずかながら曲がり、圧縮はなくなっただろうと判断し、シリンダーヘッドのみの乗せ換えに至ったわけです

ガスケット類の交換に伴い、オイルストーンやらを使って清掃しているわけです
結果的にお金はかかるわ、先輩には迷惑かけるわでなんといっていいか…
失敗はしましたけど勉強にはなりました
高い授業料でしたね、トホホ…

「同じ失敗は二度としません」

そんなわけで明日は部品が届き次第乗せ換え作業をすぐ行える状態にしておきました
部品が揃って、ミスがなければ明日エンジンはかかります
慎重に、ミスのないように、時間をかけてやっていきたいと思います