CS22S カムシャフトハウジングガスケットの交換
クーラント漏れの修理中に気付いたオイル滲みの対応を行いました。
今回用意したのは、カムシャフトハウジングのガスケットと、
ディストリビュータのオーリングと、ディストリビュータケースのガスケットです。
私のCS22Sで今回のような作業を実施するのは初ではないかと考えつつ、順番にパーツを外していきました。
アウトサイドカバーを取り外したところまでは順調に進みましたが、
F6A DOHC エンジンのカムシャフトハウジングを取り外す場合、同時にカムシャフトも付いてきてしまうことに気づきました。
カムシャフトがついてきてしまうということは、タイミングベルトを外す必要が出てきてしまいます。
新しいタイミングベルトを用意しておけば良かったと後悔しつつも、タイミングベルトにマーキングを行い、取り外しました。
CS22Sが納車される前にタイミングベルト交換をして頂いておりましたが、既に5万km程走っていたので、交換はありかなと思います。
このタイミングで交換できていれば楽でしたが、事前によく調べないまま作業を開始したので仕方なしです。
安全にタイミングベルトを取り外した後はカムシャフトハウジングを持ち上げ、取り外します。
内部は考えていたよりもスラッジが堆積していました。
ワンオーナー車を購入し、購入後は3000km程度でのオイル交換を行っていましたが、スラッジの堆積は避けられなかったようです。
今後、エンジンオーバーホールを行う際に全て対応をしようと思います。
さて、今回のオイル滲みの対応のために購入した部品は以下の通りです。
まずは、ハードグミのようになってしまった、ディストリビュータのオーリングを新品に交換しました。
かなり硬化が進んでいたため、取り外す際に結構な力が必要でした。
次に、カムシャフトハウジングのガスケットを交換しました。
こちらも硬化しており、途中で千切れないよう慎重に引き剥がし、新品に交換しました。
写真を取り忘れていますが、ディストリビュータケースのガスケットも新品に交換しました。
ひと通り交換が終了し、カムシャフトハウジングやディストリビュータを元の位置に戻し、締め付けを行いました。
最後に、点火時期の調整を行います。
点火時期調整に伴い、ダイアグノーシスカプラーのゴムキャップを外し、
カプラー下段の左端・中央をクリップで短絡させ、イニシャル点火時期にセットしました。
これにて、無事、予定していた作業は完了です。
日が出ている時間に作業が完了したので、点火プラグとエアクリーナーフィルターを買いに行き、その後交換を済ませました。
どちらも「まだ使える」状態でしたが、早めの交換を行いました。
次回は、各種オイル交換を行います。